HOME’s(ホームズ)とSUUMO(スーモ)を比較
これから引っ越しを考えている方、賃貸物件の更新タイミングが近づいている方、まずはどの様に物件を探しますか?住みたいエリアが決まっていれば、いきなりそのエリアの不動産会社へ行くことも可能ですが、多くの方はWebサイトやアプリなどを利用して検索し始めることが多いでしょう。
今回、最大手といわれる「HOME’s(ホームズ)」と「SUUMO(スーモ)」について、賃貸物件をこれから探そうとしている方向けに、それぞれのサイトの比較をしました。
それぞれどのような違いがあるのでしょうか?

HOME’s(ホームズ)

[特徴]
・掲載物件数No.1の不動産・住宅情報サイト・読み物(コラム)情報も豊富
[設立]
1997年3月12日[運営]
株式会社ネクスト[拠点]
6箇所(店頭窓口はなし)[登録料金]
無料[掲載物件数]
6,451,585件(2016年4月8日時点)
[掲載物件エリア]
全国の物件都心:約2%
関東圏:約10%
[掲載物件種別]
マンションやアパート、一戸建て貸店舗や貸事務所、月極駐車場、貸倉庫
[物件検索方法・内容]
基本情報に加えて、車での移動時間も検索可能。基本情報(駅・路線、エリア、路線図、地図、通勤・通学時間、賃料、間取り、専有面積・セキュリティ、周辺環境室内設備・建物設備など)
[物件や周辺環境の画像数]
30枚[検索結果表示方法]
リストまたは地図で表示[ソート機能]
おすすめ順や賃料が安い順、広い順などに並び替えが可能[公式ホームページ]
https://goo.gl/nXSBVySUUMO(スーモ)

[特徴]
・Gomez賃貸不動産情報サイトランキング/売買不動産情報サイトランキングでも総合1位を獲得・不動産情報サイトNo1のユーザー評価
[設立]
1934年2月2日[運営]
株式会社リクルート住まいカンパニー[拠点]
8箇所(店頭窓口はなし)[登録料金]
無料[掲載物件数]
5,994,973件(2016年4月8日時点)
[掲載物件エリア]
都心や首都圏が中心都心:約17%、
関東圏:約45%
[掲載物件種別]
マンション、アパート、一戸建て[物件検索方法・内容]
基本情報に加えて、周辺環境の検索時に目的施設までの距離設定を400mから3000mの間で選択できる基本情報(駅・路線、エリア、路線図、地図、通勤・通学時間、賃料、間取り、専有面積・セキュリティ、周辺環境室内設備・建物設備など)
[検索結果表示方法]
建物ごとまたは部屋ごとに情報を表示[物件や周辺環境の画像数]
20枚[ソート機能]
賃料が安い順・築年数が新しい順などに並び替えが可能[公式ホームページ]
https://suumo.jp/<まとめ>

首都圏・関東圏での物件探しであればスーモ、それ以外であればホームズの方がおすすめです。
掲載件数の圧倒的な多さからも分かりますが、ホームズの方が全国的に掲載されている物件数が多いです。
賃貸物件だけでなく、貸しオフィスや駐車場などの情報も豊富なので、利用用途は多岐に渡ります。
ホームズでは、首都圏以外のユーザの利用を考慮していて、車で目的地までの移動時間などで検索できることが特徴的です。
しかしながら、ホームズの掲載件数は多いですが、関東圏・首都圏の網羅率はスーモの方が高いです。
スーモの特徴として、エリアに関する口コミ情報が豊富なため、首都圏・関東圏へ始めて住み始める方には、参考となる情報が多くあります。
どちらのサイトも大手企業であることは間違いなく、拠点の数も大きく変わりませんが、店頭窓口はありません。
どちらのサイトも、「お気に入り物件」として登録して、後日比較したり見直したりすることが可能なので、掲載されている物件についていくつか気になる物件をまとめてから、不動産会社サイトに掲載されている不動産会社へと出向く必要があります。
時期によっては、それぞれのサイトでお得なキャッシュバックやポイント還元のキャンペーンを実施していることもありますので、利用開始前にチェックしてみるのもおすすめです。
ライター:中城 さくら
プロフィール:カナダの大学で経営学を学び、3年半で学部を卒業。在学中はカナダからスイスへの交換留学をしたりと国際的視野を高める。卒業後半年ほど中米でバックパッカーをした後に日本へ帰国して就職。大手外資系ITコンサル会社勤務を経て、現在は専門職系グループ企業でIT戦略を担当している。本業の傍、妊娠を期にライターとしての仕事を副業として始めた。